憲法改正

「エジプト大統領選挙で複数候補の立候補を可能にする憲法改正を成立させた5月25日の国民投票について、政府が職員に強制して結果をでっち上げたとする報告を裁判官らが2日、発表した。」そうです。次期大統領選には、女性やサダト元大統領の甥がでるなどと噂されております。いい方向の憲法改正なんだけど、けちがついてしまいました。
私がエジプトにいるときも大統領選があったんですが、投票率が90%を超えて(政府発表)いるんだけど、周りのみんなは投票なんか行ってないんだよね。協力隊員まで投票してたから、ちょっとどうも、、。町中に「ナーム(賛成)、ムバラク」と横断幕があり、その下には警察官がいて写真を撮ろうとしたら、怒られました。
裁判官は勇気あるけど、浮かばれない人生になっちゃうんだろうな。憲法改正をわざと無効にしようという、政府側の高等戦術だったりして、、。
c0037053_1931131.jpg
今日、エジプト時代のカウンターパートナーのヌール(山形県藤島町在住)が遊びに来たので、彼の家に今ホームステイ中のアメリカ人高校生と松島に行く、という奇妙な時間を過ごしてしまいました。3人の会話は、アラビア語と英語と日本語のマルチリンガルです。まあ、ブッシュと小泉とアサド(シリア大統領)がサシで直接会談といったところです。(ヌールはシリア出身エジプト人で2重国籍で日本人の配偶者ビザをもっています。)

ヌールの話によると、シリアの副大統領がヌールの親戚で、次期の組閣を任せられているので、親戚が閣僚になれそうだ、とのこと。アレキサンドリアにいるヌールの親父が農業大臣の候補でここ1週間ほどで、もしかしたらもしかするかも言っておりました。
今、シリアはアメリカからの経済制裁が続き、一つの逃げ筋でもあったレバノンへの影響力も在レバノン・シリア正規軍も撤退させられ、厳しい状況に追い込まれています。そんなときにそんな大臣の選び方ってありですか?日本の法務大臣選びの次ぎぐらいにエキセントリックです。(まあ、どこまで本当かはわかりませんが、、。)

エジプトもシリアも旧約聖書の時代から歴史が刻まれているのに、現代の事実の方が理解不能です。でもとりあえず、「大臣になったらおれ遊びに行ってもいいかな?シリアは大好きな国の一つだよ。」とこびをうったのは、史実にも刻まれない極東の小国の日本に生まれた者のサガでしょうか。

あーあ、試験に向けて勉強しなきゃなんないのに遊覧船仁王丸にのって、カモメに餌やってたよ、、。これが、いつの日か実現する中東和平につながることを祈ります。
[PR]
by yamagata-football | 2005-07-03 19:23 | midle-east
ムシキング >>